漢民族には自らの言語と文字がある。漢語は現在中国の共通語となっており、世界でも通用する言語の1つである。外国の人々の印象では漢字は無数と言えるほどその数が増えているが、その実常用漢字はそれほど多くはなく、現代の書籍と新聞の用字統計によると、書写用文字として出現する頻度の99%は約3000の漢字である。55の少数民族のうち、回族、満州族の2つの民族が漢語を使用しているほか、その他の53の民族は自分たちの民族の言語を使っている。文字のある民族が21あり、全部で27種の文字を使っている。現在、少数民族の学生の募集を主としている学校では、それぞれ自分たちの民族の文字の教科書を採用し、自分たちの民族の言語を使って授業を行っている。 |