機械工業と自動車産業

中国の機械工業は各業種に大型ガス・タービン、大型ポンプユニット、原子力発電ユニットなどの発電設備、超高圧直流送変電設備、大型冶金、化学肥料および石油精練プラント、都市電車交通設備、新しい製紙と紡績機械などを含むさまざまなハイレベルの大型プラントを提供することが可能となっている。中国の機械・輸送設備はすでに中国にとっては主な輸出品となり、1996年から2004年にかけて9年間連続して輸出品の中で一位を保っている。2004年に、中国の機械・輸送設備の輸出額は前年より42.8%伸びの2683億ドルに達し、一般の対外輸出の伸びより9ポイント高くなった。

20世紀90年代には、自動車産業は支柱産業の一つとして着実な発展を見せ、自動車生産台数は1990年の51万4000台から2000年の207万台に増え、2004年における自動車の生産と販売は共に500万台の大台を突破し、そのうち、乗用車の生産と販売はそれぞれ231万4000台と232万7000台となっている。乗用車――この中国の家庭で保有量の最も少ない耐久消費品は現在売上の伸びがもっとも速い商品となっている。

「チャイナネット」2005年10月28日

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