銭其しん副総理(中国共産党中央政治局委員)は7日、寧夏回族自治区代表団の討議に出席した際、以下のように強調した。「西部大開発では、西部地区の豊富な観光資源をフル活用し、地方の実情に合わせて、観光をテコにした貧困援助事業を進めよう。西部地区はこれまで、地理的条件が足かせとなって対外開放に乗り遅れた。現在、西部大開発というチャンスを目の前にして、開放の度合いを高めることが非常に重要だ。観光をテコにした貧困援助事業を展開すれば、後進地区の経済発展を促すことができる。大衆の生活レベルを向上させ、観光業を振興させることは、わずかな投資で短期間のうちに効果をあげられる良い方法だ」。