現在開催中の「両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)」では、モンゴル族、チベット族、ウイグル族、カザフ族、朝鮮族、イ族、チワン族の代表者のために、大会で配布される書類が各少数民族の言語に翻訳され、それぞれの言語による同時通訳も行われている。翻訳・通訳を担当しているのは、党や中央政府の重要な文書を少数民族の言語に翻訳する専門機関「中央民族語文翻訳局」。同局は1980年から、全国党代会や人民代表大会、全国政治協商会議の文書の翻訳と同時通訳を担当している。また、各少数民族地区のテレビ局や新聞社に翻訳文を無償で配布している。
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