第9期全人代第4回会議に出席している福建省の習近平省長は3月8日の会議で、第10次5ヵ年計画期間中の福建省と台湾との経済貿易について「潜在力は大きく、将来性がある」とした上で、「海峡両岸の協力と交流は時代の流れであり、誰も阻止できないものである」と強調した。更に、習近平省長は「現在、福建省における台湾企業の投資額は80億ドルに達している。今後一定の期間、福建省は台湾の農業界との協力を強化していきたい。また両岸の直接的な通商、通航、通信をできるだけ早く実現させることがわれわれの一貫した主張だが、これは両岸の交流の拡大、経済発展の促進、両岸の関係改善にプラスになることである」と強調した。
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