江沢民国家主席、李瑞環政協委員会主席、致公党の会議に出席
 

江沢民中国共産党総書記、国家主席、中国共産党中央政治局常務委員、李瑞環全国政協委員会主席は3月4日の午前、全国政治協商委員会第9期5回会議の中国民主同盟、致公党の委員会に来、会議に出席し、委員らの意見と提案に耳を傾けた。江沢民主席は社会の発展にとって重要な時期に、民主党派と協力する方針を断固堅持し、事業が発展する時期に、中国共産党が指導している多党協力と政治協商をよりよく堅持し、整える必要があると強調した。

江沢民主席は次のように述べた。中国共産党が指導している多党協力と政治協商制度は中国の基本的な政治制度である。中国共産党は重大な問題について民主協商を行い、民主党派の意見を聞き入れ、各民主党派と監督しあい、特に民主党派の監督を受けることは中国共産党の指導レベルと執政レベルの向上に役立つ。21世紀になってから、私達が担っている任務はさらに重いものとなり、全国の人々の力を結集し、各民主党派、各人民団体、各民族、各界の人々と結束して前進しなければならない。各民主党派が引き続き中国共産党と密接に協力するという従来の伝統を引き継ぐとともに、それを発揚し、国の中心任務と大局をめぐって政務への参加、討議を行い、人材が集まって知的人材が密集しているという特徴、強みを生かして突っ込んで調査、研究を行い、積極的に提案をおこない、改革開放と近代化建設のために力を尽くすよう望んでいる。

WTO加盟は中国の改革開放のプロセスの中で歴史的意義を持つ重要な出来事である。WTO加盟後、総合的国力の競争が激しくなる状況の下で、私達は仕事に力を入れ、対応策を練り、絶えず改革開放と近代化建設の実践の中で国際的競争のイニシアチブを握る必要がある。確実かつ効果的な措置を取り、中国の産業と企業が競争力を高めることを促し、絶えず社会主義市場経済体系を整え、更に開放を拡大し、人材の育成と導入を強化し、社会保障体系を確立し、整える必要がある。各委員がこれらの課題をめぐって、調査、研究を強化し、よい提案と意見を出すよう望んでいる。

江沢民主席は次のことを強調した。華僑事務をしっかりおしすすめることは私達が改革開放と社会主義近代化建設を推進するうえでの要請である。広範な華僑、華人は中国と世界各国、各地域が交流、協力のかけ橋であり、私達が改革開放を拡大し、経済建設を推進するうえでの重要な要素である。私達は関連ある方針・政策を堅持し貫き、絶えず華僑関連事務のレベルを向上させる必要がある。

2002/03/05

 

 
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