江沢民主席:作風を転換、改革を深め、農村の安定性を図る
 

今日、江沢民・中国共産党総書記、国家主席は第九期全人代五回会議江西省代表団と湖北省代表団の全体会議に出席し、代表らと共に政府活動報告を審議する。江沢民主席は次のように語った。当面、改革、発展、安定の任務が非常に辛い。今年の作業をしっかりと行うことの意義が大きい。私達は情勢を見極め、自信を固め、作風を転換させ、着実に作業し、各級幹部の作風を変え、共産党と大衆の関係、幹部と大衆の関係改善するよう努力する必要がある。農業、農村、農民問題は改革開放と近代化建設に関わる最も重要な問題だ。農業が興れば、百業が興り、農民が裕福になれば、国が裕福になり、農村が安定すれば、国が安定する。農村改革を深め、農村の発展を速め、農村の安定を維持すれば、私達は主動権を握る。

江西省代表の発言を聞いた後、江沢民主席は、第十五期六回全会の精神を貫き、「三つの代表」の要求を着実に遂行し、共産党と大衆の緊密な関係を保つカギは作風を転換させ、着実に作業することだと述べた。

江沢民主席はまだ次のことを述べた。作風の転換は長期にわたる任務で、現実的、緊迫的な任務だ。中央政府は今年を作風転換年、調査研究年として定めた。各級幹部は煩雑な一般事務から脱け出し、全局に関わる重大な問題について、調査・研究を行う必要がある。調査・研究を行う場合、突っ込み、真実、確実が必要となる。

中央の各政策を着実に遂行させる必要がある。官僚主義、形式主義を捨て、会議が山積みだったが効果が悪いという現象を克服し、欺瞞的手段を使い、上も下も欺き、名利を追求、大衆から離脱するという悪い風潮に断固反対する。全党が団結、協力し、心を込めて人民のために利益を図りさえすれば、私達の偉大な事業を推進できる。

湖北省代表の発言を聞き取った後、江沢民主席は次のように語った。農村活動をしっかりと行う場合、まず、党の農村政策を着実に遂行しなければならない。改革を実施してからの実践は、党が実施している農村基本政策がまったく正しいことを裏付けた。

農民所得の増加に力を入れ、農民負担を確実に軽減することは農村の安定を実現する保証となり、農村基本政策を着実に遂行する出発点と目的だ。農業構造調整を積極的に推進し、科学技術によって農業の質と利益を高め、政府の農業への支持を強化し、農民の増収を実現する必要がある。農民の増収が困難になる状況の下で、農民負担の軽減が更に重要になった。農民負担を軽減するために、中央は一連の重要な措置を取った。今後、国家財力が強大になるにつれて、中央政府はより強力な措置を取る。

各級共産党委員会と政府は人々が強烈に訴えている問題を重視する必要がある。社会矛盾を解決するための作業メカニズムを確立し、早く発見して早く解決するよう努力する必要がある。困難を解決するための事務を多く処理する必要がある。各地方は貧困援助作業をしっかりと行い、各措置を各村、各世帯まで浸透させ、彼らの衣食住を保証しなければならない。

新華社より2002年3月6日

 

 
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