地元の代表委員たちの声をより多く聞こう
 

今年の「二つの会議」(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)で、地元から来ている代表や委員たちの真面目で、懇切なる発言や訴えは、実は地元の人民大衆の本音でもある。それは人々の利益と切実に関わるものであるとともに、国の長期にわたる安定とも密接な関係があるものだ。

 地元からの代表委員らの声をよく聞くべきだ。彼らはずっと地元の人民大衆の間で暮らしてきており、最前線で働いているので、人々の生活ぶりや考え方については一番詳しい。彼らは人民の中から選ばれてきたので、彼らの意見は人民大衆の喜怒哀楽を最も反映できるものだ。

 多くの代表委員たちは来る前に、周りの人々から広く意見を求めたので、彼らは人々の希望や期待をたずさえて、意見や提案を出しているのだ。それゆえに、彼らの訴えは事実だ。彼らの発言には本当の感情が込められているのだ。鮮明な観点を持っているし、かなり明確な目的意識がある。政府各部門にとって、これらの意見は、これからの仕事の展開にとって非常に貴重なものだ。彼らの発言の中で強調された問題点は、まさに政府各部門の仕事のポイントである。

 地元からの代表委員らの声をよく聞くことは、実は社会主義の民主をよりよく具現することである。「二つの会議」は社会主義の民主を発揚するうえでのきわめて重要な手段である。民意を反映し、人民から意見を求め、大衆の知恵を集め、人民の意志や人民が国の主人公である権利を十分に具現させることは、「二つの会議」の主な機能である。

 地元からの代表、委員たちの声をよく聞くことも、実は「二つの会議」の作風を改善することでもある。それは「作風建設」の大切な内容のひとつである。今年の「2つの会議」を首尾よく開くため、中国共産党第十五期六中全会の要求に従い、実務に励み、作風を改善しなければならない。「二つの会議」を契機に、中国共産党と人民大衆の血と肉の繋がりをさらに緊密にし、中国共産党の意志を人民大衆の意志に化して、かたく団結して、さらに発展できるように、一心同体で難関を乗り越え、ともに奮闘しよう。

「チャイナネット」2002年3月7日

 

 
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