仏教の祭日
臘八節は仏教の祭日である。古い中国の漢民族地域では、この日を釈迦牟尼が成道した日と言い伝えている。この日、仏寺では読経し、「臘八粥」をつくって仏に供えた。「臘八粥」については、一つ面白い話がある。仏祖釈迦牟尼が成仏するまえ、かつてインド各地の有名な山や川を歴遊して、長老や異人を訪ね、人生の真諦を捜し求めた。北インドのマガダ国(今のインド・ビハール州南部一帯)の尼連禅河の付近にさしかかった時、釈迦は酷熱にたえかね、疲れと飢えで、ついに辺ぴな荒野に行き倒れになってしまった。ちょうどこの時、ひとりの羊飼いの女がさしかかり、急いで自分の弁当をとりだしと、甘味な泉水を汲んできて、火で煮てからひと口ひと口釈迦に食べさせた。かの女の弁当は、この数日間のきび、もち米などの残飯をまぜあわせたおじやで、その中に山から摘んできたなつめ、栗、クルミなどが入れてあった。この昼食は、何日間も飢餓状態にあった釈迦にとっては、山海の珍味にひとしく、彼は元気をとり戻し、精神もふるいたった。食事のあと河で沐浴し、菩提樹の下に静座して黙想していたが、十二月八日についに成仏することができた。それからというもの、毎年臘月八日には群僧が一堂に会して読経し、法をとき、もち米の粥を食べてこの日を記念した。

 


 

 

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