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中国は真のスポーツ強国ではない 五輪代表副団長

中国五輪代表団の何慧嫻副団長はアテネ五輪の選手村で現地時間17日、五輪開幕後の中国代表チームの躍進ぶりを評価した。

何副団長は「中国代表選手はこれまで、『尋常ならぬ喜び』をいくつか勝ち取った」と語る。まずは射撃。20歳の新鋭、朱啓南が五輪初出場にして金メダルを獲得し、五輪新記録を打ち立てた。テニス女子ダブルスでは、テニス大国・米国のスター選手コンビ、ウィリアムズ、ルービン組に勝ったが、これは思いもよらなかったことだとしている。競泳女子100メートル平泳ぎの金メダルについては、「非常に喜ばしい。おかげで今大会、中国は苦手競技、基礎的な競技での飛躍が実現した。何と言っても、五輪の競泳での金メダルは中国にとって久しぶりだ」と話した。

何副団長は同時に、「17日には、予想外のアクシデントも2つあった」と述べた。一つは男子3メートルシンクロ飛板飛び込み、一つは男子体操団体だ。特に飛び込みについては、「本来なら金メダルが予想されていたが、非常に大きなアクシデントがあった」とコメント。2つのアクシデントについて、五輪史上でも二度とは起こらないような事態だとする一方、「おそらくこれも五輪の魅力かもしれない」と語った。

シドニー五輪で金メダル28枚を獲得した中国を「競技スポーツ強国」だとする外部の見方について、何副団長は「袁偉民団長はこれを否定する考えだ。袁団長は、水泳や陸上などの競技で向上できなければ、真のスポーツ強国とは言えないと表明した」と説明した。

「人民網日本語版」2004年8月18日


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