アテネ五輪中国代表団の段世傑、何慧嫻の両副団長は8月23日午後3時半(北京時間)、アテネの五輪プレスセンターで記者会見を行い、記者の質問に答えた。一問一答は次のとおり。
――今回の中国の成績は全体的に大きくレベルアップした。最も大きな理由は何か。
段世傑副団長:数日前、私は米国メディアの視点に注目した。私はこの見方に賛成だ。それは、中国選手が五輪の競技場で示した自信は、中国が発展し、次第に強大になってきたことによるというものだ。私はそれがメーンだと感じている。中国が改革開放を遂げて20年余りがたち、経済は発展し、文化は進歩し、視野は広がった。ここ数年の五輪やアジア競技大会は、中国のスポーツ選手が国際競技場でどんどん自らの民族的自信を表現している。私はこれが国家発展の大きな背景だと感じている。
第2に、中国の北京は2001年7月13日に2008年五輪の開催権を獲得した。2008年には五輪ホスト国となる。私は全中華民族がスポーツへの関心とサポートする気持ちを持ち、同時にスポーツ界に活力をもたらしたと感じている。今回の五輪で、われわれ選手、コーチ、スポーツ関係者、われわれの精神状態、われわれのスポーツレベル、そうしたものがこの3年間で大きく進歩したと思う。
第3に、私はわれわれのここ数年のスポーツ管理レベル、練習のレベルがいずれも大きく向上したと思う。
「人民網日本語版」2004年8月24日
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