中国革命ゆかりの品々の収蔵家として知られる王金昌さんはこのほど、自身の1千点余りのコレクションの中から、中国共産党結成前後、土地革命時代、抗日戦争時代、解放戦争時代の貴重な収蔵品を選び出し、メディアに公開した。これらは中国共産党が政権を取得する前のもので、党の奮闘の歴史、革命の歴史を映し出している。
中華ソビエト共和国時代の中国共産党党証。元の持ち主は1933年4月に入党した朱王秀という女性。貧しい農家の出身で、入党時はまだ23歳だったという。
中国工農紅軍が使用した鉄製の共産党バッジ。鉄製のため戦火の中でも壊れにくく、戦時中の入党宣誓式などに使われた。
中華ソビエト共和国の赤い印章入りの有権者証。1931年11月、中華ソビエト共和国が江西省西瑞に成立、「ソビエト暫定選挙法」「選挙細則」などが発布され、革命拠点では民主選挙と代表制が実施された。労働者や農民がこのような権利が得たのは中国史上初めてだった。
「人民網日本語版」2006年6月28日
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