老爺廟陸運(道路)税関

老爺廟税関はハミ地区バリクンカザフ自治県の管轄下にあり、県都までは172キロ、ハミ市までは308キロ、ウルムチ市までは773キロ。税関はモンゴル国のゴビアルタイ省に隣接し、向かい側のブルガスタイ税関までは57キロ、ゴビアルタイ省の省都アルタイ市までは484キロ。

老爺廟税関は、昔から商人たちの宿の場があったところであり、中国-モンゴル国間の通商の要所であった。1991年6月24日、中国、モンゴル両国政府は、老爺廟税関開設の合意に達した。1992年3月、中国国務院の認可を経て、同税関が正式にオープンすることとなった。老爺廟税関は季節的な税関で、毎年の3月、6月、8月と11月の15日~30日にオープンしている。年間貨物3万トン、旅客1万人の通関能力がある。

老爺廟税関はオープンして以来、以前の単一なバーター取引から数多くの技術協力が行われるようになっており、これまでの出入国人数は85.4万人、通関車両は3万台、貨物通関は12.2万トン。2002年の老爺廟税関の出入国人数は3100人、車両通関は1368台、貨物通関は0.6万トン。中国、モンゴル両国の国境貿易の発展及び経済・技術の協力と交流の拡大は、新疆ウイグル自治区ハミ地区の経済発展をさらに促す役割を果たすと見られている。

「チャイナネット」20041123


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