ムジャルト陸運(道路)税関

ムジャルト税関は、イリカザフ自治州昭蘇県南西109キロのところに位置しており、東経80º45′、北緯44º35′。伊寧市までは296キロ。向かい側は、カザフスタンのアルマトイ州リンゴレ区で、両税関間の距離はわずか4キロ、アルマトイ市までは320キロ。

1953年以前、ムジャルト税関は中国、ソ連両国間の臨時貨物通関スポットであり、国境沿いの住民のバーター貿易における輸出入貨物の集積地となっていた。1992年8月、中国、カザフスタン両国政府が、ムジャルト税関の開設の合意に達し、中国、カザフスタン両国の人員、交通車両及び貨物の通関が許可されることになった。1994年3月、中国国務院の認可を経て、対外的に開放されることとなったが、現在、まだ正式にオープンしていない。予測では、税関がオープンしたあかつきには、年間貨物5万トン、出入国旅客3万人の通関が可能。

「チャイナネット」20041123


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