国家観光局の邵琪偉局長が18日、全国観光作業会議で明らかにしたところによると、2006年、中国は▽海外からの観光市場▽国内観光市場▽海外への観光市場――の3つの市場で、前年に続き安定的かつ急速な発展を達成した。海外から中国を訪れた入境観光客数は通年で前年比3.4%増加の延べ1億2400万人、国内の観光客数は延べ13億9千万人(同15%増)、観光総収入は8850億元(同15%増)に達するものと見込まれる。海外を訪れた出境観光客数は延べ3400万人(同10%増)に達する見込み。中国は引き続き、世界4位の入境観光客受け入れ国、世界トップの国内観光市場、アジア最大の出境観光市場の地位を保った。中国公民の海外観光旅行の目的地として開放された国・地域は計132カ所に達し、うち同年に新たに開放された目的地は15カ所に上った。
07年は観光総収入が前年比10%増加して、1兆元を超えることが予想される。
「人民網日本語版」2007年1月19日