大陸部資本市場の繁栄促進
中国石油天然気集団公司がさきに大陸部A株上場を発表して以来、上場に関する一挙手一投足が投資家の注目を集めてきた。最終的に発行価格は1株16.7元となり、凍結資金は総額3兆3800億元に上り、資金調達額は668億元に達して記録を更新した。今回の上場は今年の世界最大の新規株式公開(IPO)であり、世界のエネルギー業界で過去2番目の規模のIPOであり、A株市場で過去最大規模のIPOとなる。
中石油の株式募集説明書によると、今回の株式発行で調達した資金は、▽大慶、冀東、長慶の各油田の原油生産設備の建設に約142億7千万元▽子会社・独山子石化の事業およびエチレンプロジェクトに約175億元▽子会社・大慶石化の年間120万トン規模のエチレン生産設備改修・拡張工事に約60億元――を利用する予定。このほか中石油は海上油田・ガス田の開発、ロシアでの石油会社買い増し、アルジェリア、イラン、フィリピンなどでの石油・ガス田をめぐる入札なども申請しており、海外進出の国際戦略、およびエネルギー生産配置の調整プランなどがうかがえる。
中石油のA株市場への「復帰」は、国内・海外の資本市場を十分に利用し、資金調達ルートを一層拡大するのにプラスとなり、持続可能な発展に向けた持続的かつ安定的な資金的保証を提供するものとなる。同時に、国内で主要業務を行い、順調な利益を上げている大型エネルギー企業がA株市場に復帰することは、投資家という市場の土台を一層拡大し、市場における企業イメージを一層向上させ、大陸部消費者との利益関係を一層強化することになる。また企業株の流通性の向上にもプラスになり、企業の株式資本構造をある程度改善することになる。
「人民網日本語版」2007年11月5日