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「南水北調」東ルート第1期工事がスタート
発信時間: 2007-11-21 | チャイナネット

国務院「南水北調(南部の水を北部へ引くプロジェクト)」弁公室によると、「南水北調」東ルート第1期工事の淮安水質改善プロジェクトが11月20日スタートした。『南水北調東ルート水汚染対策に関する計画』に組み入れられている水質改善プロジェクトの着工は、これが初めて。

国務院「南水北調(南部の水を北部へ引くプロジェクト)」弁公室によると、「南水北調」東ルート第1期工事の淮安水質改善プロジェクトが11月20日スタートした。『南水北調東ルート水汚染対策に関する計画』に組み入れられている水質改善プロジェクトの着工は、これが初めて。

淮安市水質改善プロジェクトは主に江蘇省淮安市の清浦区、清河区および淮安市開発区から直接大運河、里運河に排出されている汚水をいったんせき止め、淮安市四季青汚水処理場と第2汚水処理場に導水し、汚水を集中的に処理することにある。このプロジェクトの概算資金投下額は3億4268万元、工期は18カ月。

「南水北調」弁公室筋は、このプロジェクトの着工は、必ずや「南水北調」東ルートの水質を保障する上で、重要な意義を持つものであると語っている。

東ルート水汚染対策関連計画では、江蘇省区間の水質改善プロジェクトには、江都、淮安、宿遷、徐州の4都市が組み込まれている。プロジェクトの主な目的は、汚染物質排出総量抑制目標に基づいて汚水が処理されるようにし、その排出はパイプラインの利用により「南水北調」東ルートの水路に流れ込むことを回避し、「南水北調」東ルートの三陽河区間、大運河および里運河の淮安市区間、中運河の宿遷市区間、大運河徐州市区間の水質を確保することにある。

 「チャイナネット」2007年11月21日

 

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