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中国の先物取引業界、外資の参入が加速
発信時間: 2008-01-30 | チャイナネット

JPモルガン・チェース銀行は29日、中山期貨経紀有限公司と共同で設立した合弁先物取引会社が、中国での商品先物取引・決算サービス業務をスタートしたことを明らかにした。「北京晨報」が伝えた。

純金の先物取引が正式に上場され、株価指数先物取引のスタートも徐々に近づいてきた。先物各社は今後激化するとみられる金融先物での戦いに備えており、一部の国際投資銀行も中国に狙いを定め、大陸部で合弁パートナーを探して利益を上げたいとしている。

JPモルガン・チェース銀行は昨年9月25日、中国証券監督管理委員会の承認を受けて合弁会社を設立し、証監会が新法規を打ち出した後、初めて申請を提出し、承認を受けて設立された外資系先物取引会社となった。

現在、大陸部先物市場は高度成長期にある。昨年の取引件数は7億2800万件、取引金額は41兆元で、いずれも過去最高を記録した。ある業界関係者の見通しによると、金融先物の進展に伴い、今年の大陸部先物市場の取引金額は120兆元に達する。外資が大陸部先物市場に先を争って参入するのは、主に今後の市場の巨大な潜在力を重視するためだ。

「人民網日本語版」2008年1月30日

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