17日に開催された広州市第13期人民代表大会第3回会議で、張広寧市長は市政府を代表し、｢政府活動報告｣を行った。これによると、同市の2007年の国内総生産（GDP）は前年同期比14.5%増の7050億7800万元、1人当たりの平均GDPは同期比11.3%増の9302ドルに達した。広州地区の一般財政予算における収入は同期比22.4%増の2116億元、うち地方一般財政予算収入は同期比22.6%増の523億7900万元。経済総量・財政収入いずれも2002年に比べ倍増した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

しかし一方、張市長は同報告で、広州市の経済社会発展は様々な課題や困難にも直面していると指摘、主なものとして以下を挙げた。

▽ 粗放型経済発展モードが根本的に改められておらず、構造調整の責務はかなり困難な状況にとどまっている。

▽ 都市・農村発展と地域経済発展がアンバランスな状況にある。都市・農村住民の生活水準とその質が一層高められるにはまだ時間がかかる。  

「人民網日本語版」2008年2月18日