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中国ニュージーランド自由貿易協定、北京で調印 |
発信時間: 2008-04-08 | チャイナネット |
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温家宝総理は7日、ニュージーランドのクラーク首相と人民大会堂で会談した。両首脳は、自由貿易協定(FTA)の締結を契機に、両国の全面的な友好協力関係をさらに高いレベルへ引き上げることで一致した。両首相の主な発言は次の通り。 ▽温総理 中国・ニュージーランド両国はアジア太平洋地域の平和・安定・繁栄の促進において幅広い利益を共有している。FTAの締結は両国の互恵協力の深化に広大な将来性を切り開くもので、両国関係にとって新しい重要な発展のチャンスだ。中国はニュージーランドと共に、年次首脳会談制度を成功させ、各レベルの協議を強化し、両国関係の政治的基盤を固めていきたい。FTAがもたらすプラスの条件を存分に活用し、農業・林業・牧畜業など伝統的な協力の規模とレベルを引き上げていきたい。気候変動対策、省エネ・環境保護、低炭素経済など持続可能な発展の分野で互いの強みを活かし、経済貿易協力の新たな成長軸を育てていきたい。文化・教育・科学技術・観光・司法分野の協力を拡大していきたい。重大な国際・地域問題における意志疎通と協調を緊密化し、調和あるアジア太平洋の建設を共に進めていきたい。 ▽クラーク首相 中国はニュージーランドにとって重要なパートナーだ。ニュージーランドは戦略的視点から対中関係の発展を重視し、「1つの中国」政策の堅持を明確にし、対中接触・協力の強化を主張し、中国が世界で積極的な役割を果たすことを支持してゆく。全面的で互恵的な質の高いFTAの締結は、両国の関係史上、特別かつ歴史的な瞬間だ。FTAは両国の友好協力の深化に堅固な基礎を固め、両国関係のもう1つの重要な柱となるものだ。 会談後、両首脳はFTAを始めとする2国間協力文書の調印式に臨み、スピーチを行った。 「人民網日本語版」2008年4月8日 |
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