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エアバス部品の過半数はメイド・イン・チャイナ
発信時間: 2008-09-11 | チャイナネット
 エアバス中国業務提携担当副総裁は、天津で10日、世界の空を駆け巡るエアバス機5千機以上のうち過半数が、「メイド・イン・チャイナ」部品を使用していると語った。エアバス社の中国における2007年仕入総額は7千万ドル以上に達し、初期目標の6千万ドルを上回った。この数字は、2010年には2億ドル、2015年には4億5千万ドルに達する見通しで、同社と中国航空業のタイアップの未来は極めて明るいと見られる。

 同副総裁によると、エアバス社は中国へのA320型機主翼構造の製造技術譲渡を承諾、履行しているという。中国は同社が技術譲渡契約を取り交わした世界初の国家となった。

 エアバス社は2007年11月に北京で、中国国家発展改革委員会(発改委)と、A350XWBワイドボディ航空機プロジェクトに関する業務提携強化覚書に署名、A350XWBワイドボディ航空機機体構造の5%の「組立作業」を中国で行うことを承認した。

 天津空港加工区では、エアバスA320型航空機天津組立完成ラインのテスト運営が始まっており、初の完成機組立に向けた準備が着々と進んでいる。

 「人民網日本語版」 2008年09月11日
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