ホーム>>経済>>地方経済
内モンゴルで、カーバイド・鉄合金の生産制限
発信時間: 2008-09-12 | チャイナネット
 内モンゴル自治区経済委員会によると、省エネルギー・排出削減要求を達成する目的で、同自治区はカーバイド・鉄合金の生産力をいっそう縮小する方針という。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 内モンゴル自治区における今年1~7月のカーバイド累計生産量は、前年同期比4.4%増の314万5千トン、鉄合金の累計生産量は同比22.7%増の206万7千トン。一方、同自治区が年初に定めた今年の生産制限計画は、カーバイド500万トン、鉄合金300万トンで、すでに年間生産高の62.9%と68.9%に達した計算となる。

 2008年の省エネルギー目標の全面達成を確かなものとするため、内モンゴル自治区は今年9月から、カーバイド・鉄合金メーカーの電気料金をさらに引き上げ、一キロワット時あたり0.07元値上げした。また同自治区は、第3四半期(7~9月)末の省エネルギー状勢に基づき、11,12月の2カ月間、カーバイド・鉄合金メーカーに対して必要に応じて生産停止措置を講じる予定だ。

 同自治区はこれ以外にも、各盟・市のカーバイド・鉄合金のさらなる生産制限を実施した。2009年カーバイド・鉄合金生産割当量は、フフホト(呼和浩特)市、ホウトウ(包頭)市、オルドス(鄂爾多斯)市ではさらに30%、その他盟・市ではさらに20%それぞれ削減される。

 「人民網日本語版」 2008年09月12日
  関連記事
  同コラムの最新記事

· 広西自治区・ASEAN貿易、大幅な伸び

· 内モンゴルで、カーバイド・鉄合金の生産制限

· 黄河デルタ開発に22兆円投入へ 山東省

· ウルムチ国際貿易商談会で27件の契約 金額は11億ドル

· 河南省で企業に汚染排出の監査実施