税関総署が10日発表した統計データによると、今年1月から8月の中国の輸出入総額は1兆7233億8000万ドルで、前年同期に比べ25.7%増加した。そのうち輸出は同比22.4%増の9376億9000万ドルで、輸入は同比30%増の7856億9000万ドルだった。貿易黒字額は1519億9000万ドルで、同比100億8000万ドル減で、低下幅は6.2%だった。

8月の輸出入総額は同22%増の2410億5000万ドル。そのうち輸出は同21.1%増の1348億7000万ドルで、輸入は同23.1%増の1061億8000万ドル。8月の貿易黒字は同14%増の286億9000万で、2007年10月の270億5000万ドルを上回り、単月で過去最大となった。

一般貿易の輸入の伸びが目立って加速している。1月から8月の一般貿易における輸出入額は36.2%増の8400億7000万ドルで、輸出は26.5%増の4379億3000万ドル、輸入は48.5%増の4021億4000万ドル、輸入伸び率は前年より23.3高いものとなった。同期の加工貿易における輸出入額は、14.6%増の7026億8000万ドルで、輸出は16.2%増の4444億2000万ドル、輸入は11.8増の2582億7000万ドルだった。

同期の主な貿易相手先と二国間貿易額をみると、欧州連合（EU）が第一の相手先で、貿易額は同比26.9%増の2833億2000万ドル、2位は米国で同比13.3%増の2197億ドル、3位は日本で同比18.4%増の1780億7000万ドル。中国インド間貿易額は378億6000万ドルで、59.1%の大幅伸びとなり、伸び幅は貿易相手上位10カ国・地域の中でダントツのトップだった。

輸出品のうち、機械電器製品が堅調な伸びを示している。機械電器製品輸出入額は、24.7%増の5386億5000万ドルとなった。そのうち電気機器は2222億ドルで、22.9%増。機会及び設備は1762億2000万ドルで、23.2%増。ハイテク製品は2706億ドルで、21.3%増。

「チャイナネット」2008年9月10日