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中国人民銀行(中央銀行)は16日より期間1年の人民元建て貸付金の基準金利を0.27ポイント引き下げる。その他の期間の各種貸付金の基準金利は、短期間のものは引き上げ、長期間のものは引き下げることを原則として、適宜調整する。預金の基準金利は変更しない。人民銀が15日明らかにしたとして、新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
注意すべきは、これが2004年10月29日以来4年ぶりの貸付金基準金利の引き下げだということだ。調整後の金利は、期間6カ月のものが6.21%、1年ものが7.20%、1~3年ものが7.29%、3~5年ものが7.56%、5年以上のものが7.47%に、それぞれ引き下げられる。
個人向け住宅積立金(住房公積金)の貸付金利も引き下げられ、期間5年以下のものは0.18ポイント引き下げて4.59%に、5年超のものは0.09ポイント引き下げて5.13%に調整される。
同時に、人民銀は中小金融機関の人民元建て預金の預金準備率を引き下げると発表した。今月25日以降、中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国交通銀行、郵政儲蓄銀行を除いたその他の預金業務取り扱い金融機関の預金準備率を1ポイント引き下げ、四川大地震の被災地にある地方法人の金融機関は2ポイントの引き下げを実施する。
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