ホーム>>経済>>経済データ
中国、不動産価格が2年ぶりに前月比マイナス
発信時間: 2008-09-17 | チャイナネット

中国の不動産価格の伸び率は8月にさらに縮小した。国家発展改革委員会(発改委)と国家統計局が16日に発表したデータによると、同月の全国70大中都市の不動産価格は、前年同期比5.3%の上昇で、伸び率は7月より1.7ポイント低く、前月比ではマイナス0.1%だった。同指標の前月比マイナスは2年ぶり。

新築物件の前年同期比の伸びが高い都市は、海口(16.5%)、銀川(12.4%)、北京(11.7%)、宜昌(11.4%)、岳陽(11.3%)。珠江デルタの3都市は同比マイナスで、深センがマイナス4.1%、広州がマイナス3.3%、恵州がマイナス0.4%と、これらの都市は昨年同時期のレベルを下回った。また70大中都市の中で25の都市の不動産価格は前月に比べて下落し、下落率の大きい都市には広州と深センが含まれている。

中古物件価格の8月の前年同期比伸び率は、7月より2.1ポイント低い3.9%で、中古物件価格低下の速度は新築物件を上回っている。70大中都市のうち8つの都市で価格が下落し、中でも深センはマイナス14.9%で下落率が最も大きい。また21の都市でも前月比価格がマイナスとなり、深センは1.7%の下落率で70大中都市の中でトップだった。

「チャイナネット」2008年9月17日

  関連記事

· 中国不動産の底値買いを狙い、外国資本が動く

· 北京の不動産価格、五輪後は調整期に

· 6月の不動産価格指数、5カ月連続の上昇幅縮小

· 不動産業融資厳冬期に 海外ファンドにチャンス

· 不動産価格暴落による金融危機に注意を 建設部

  同コラムの最新記事

· 中国の輸出入総額、世界の7.7%に 国家統計局

· 中国銀行業各種金融機関の総資産、59兆元に

· 国家統計局 1-9月の主要工業企業の増加額を公表

· 9月、製品油価格が低下 2カ月連続の低下

· 10~12月、自動車価格が低下 通年下げ幅3%弱