世界最大の動画サイト「風行」(funshion)はこのほど、国家広播電影電視総局(放送担当部門)が発行した「情報ネットワーク利用の音響映像プログラムの伝達放送営業許可証」を取得したと発表した。「市場報」が伝えた。
営業許可証の取得は動画サイト運営の入場券に過ぎず、し烈な競争の繰り広げられるこの分野で持続的な競争力を身につけようとすれば、企業の技術力、運営能力、コスト抑制力、収益力が問われることになる。
現在、国内の動画サイトは主に2つのモデルに分けられる、一つは土豆や優酷などを代表とするリソース提供型のサイトで、もう一つは風行を代表とするファイル共有型(P2P)のサイトだ。リソース提供型の優れた点は、ユーザーにそれほど知識が要求されず、リソースが豊富なことだ。弱点はリソースがありすぎること、サーバーの設置に多大なコストがかかること、コンテンツの監督管理が難しいこと、版権の侵害リスクが存在すること、ユーザー投稿の動画が広告掲載に適していないことなどだ。
ファイル共有型の状況は一層好調だ。特にコンテンツの監督管理と運営コストで優位にあることは明らかだ。
「人民網日本語版」2008年9月18日 |