陝西省宜川県関係部門によると、陝西省宜川県で埋蔵量100億立方メートル以上の大規模な炭層ガス田が発見された。この発見により、陝西省の鉱物資源が乏しいという定説は覆された。

延安市まで160キロ、西安市まで350キロの宜川県は、陝西省北部にあり、独特な地質構造の渭北高原丘陵地帯だ。石炭紀と二畳紀の炭層調査は、宜川県の南部の集義鎮と寿峰郷で行われ、60の炭層が発見された。そのうち18の炭層は可採炭層で、石炭埋蔵量は23億9000万トン、炭層ガスの埋蔵量は100億立方メートルにも上る。去年の西安市のガス消費量は6億立方メートルだった。100億立方メートルの埋蔵量は、西安市17年分のガス消費量に相当する。

「チャイナネット」2008年9月19日