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期待される中国の「杭州湾鉄道大橋計画」 |
発信時間: 2008-09-22 | チャイナネット |
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杭州湾海上大橋(道路)の開通からまだ半年も経っていないが、杭州湾にまたがる「杭州湾鉄道大橋」の建設計画が進んでいる。 寧波市鉄道建設指揮部によると、「杭州湾鉄道大橋」プロジェクトは、国の『中長期鉄道網計画』に組み入れられており、ここ数年、長江デルタ地域の経済のグローバル化が進み、寧波市は全国的な交通の中枢としての重要な地位や役割が浮かび上がっている。 長江デルタ地域の港湾貨物扱い量は、2010年には15億5000万トン、2020年には1億5000万トンと見込まれているが、現在の寧波市の運送力は実際のニーズとはかけ離れているため、「杭州湾鉄道大橋」建設が日程を速めて行われるようになっている。 寧波市鉄道建設指揮部関係者の説明によると、「杭州湾鉄道大橋」は杭州湾大橋の上流に位置し、北は嘉興と上海につながり、南は寧波鉄道中枢につながる全長は150キロ。 上海都市化発展研究センターの郁鴻勝主任は、「杭州湾鉄道大橋」建設が速まるに従って、長江デルタ地域の一体化プロセスや、長江デルタ都市群の経済発展も加速し、この地域には上海、南京、杭州、寧波を中心とした世界レベルの都市群が形成されるだろうと考えている。 杭州湾鉄道プロジェクトの実施は、寧波と上海の交通輸送を一層便利にし、寧波の舟山港が地域経済により大きく貢献する上でプラスとなり、上海―嘉興―寧波―福州―深セン間の沿海鉄道ルートが充実するなど、長江デルタ一体化の促進に重要な意義がある。 「チャイナネット」2008年9月22日 |
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