中国国務院弁公庁が23日に発表した、『国務院の汶川大地震災害後再建総体計画に関する通達』と『計画』では、約3年の間に1兆元(約15兆5000億円)を投入し、地震で被害が深刻だった地域の復興再建の主要な作業を終え、被災地域の基本的な生活の条件や経済社会発展のレベルを、災害前のレベルあるいはそれを上回るようにするとしている。

2万5000字の『計画』は、再建の基礎、全体的要求、都市と農村部の住宅、都市建設、農村建設、公共サービス、インフラ、産業再建、災害防止と災害抑制、生態環境、精神的ケア、政策と措施、再建資金、計画の実施の15章からなっている。

復興再建計画の範囲は、四川省、甘粛省、陝西省の3省で、51の県(市、区)、郷と鎮は1271カ所、行政村は1万4565カ所の総面積3万2596平方キロ。この地域の2007年末の総人口は1986万7000人だった。

「チャイナネット」2008年9月24日