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貸付金利引き下げ、不動産市場への影響は限定的
発信時間: 2008-09-24 | チャイナネット

中国人民銀行(中央銀行)は今月16日から各種貸付金の金利を引き下げ、貸付期間が半年のものは0.36ポイント、1~3年は0.27ポイント、5年以上は0.09ポイント、それぞれ引き下げた。預金金利は据え置かれた。「上海証券報」が伝えた。

今回の突然の金利引き下げは、不動産市場に大きな反響をもたらした。上海証券報と中国証券網が、大手ポータルサイトの捜狐網や不動産サイトの焦点房地産網と共同で行った関連調査によると、回答者の63%が「今回の金利引き下げの目的は低迷するマクロ経済の振興にある」とみており、78%が「金利引き下げは不動産購入者にかかる圧力を緩和しない」と答え、49%が「金利引き下げが不動産市場に与える影響はそれほど大きくない」とし、54%が「金利引き下げは不動産市場を好転させない」と回答した。また72%が「不動産市場には今後、新たな政策が打ち出される」との見方を示した。

「人民網日本語版」2008年9月24日

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