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上海、知財権保護基金を設立 万博も視野
発信時間: 2008-09-25 | チャイナネット

上海市知識産権(知的財産権)局の陳志興局長は24日に行われた上海市政府記者会見で、中国企業の知的財産権が海外でよりよく保護されることを目指して、市の関連部門が現在、知財権保護基金の設立を検討していることを明らかにした。

政策的な保護だけでなく、資金的な保護も視野に入っているという。陳局長によると、「国家知識産権戦略綱要」を実施するために、同市は2010年をめどとして、知財権保護関連の法律、規定制度、政策措置など計18項目を相次いで打ち出す予定だ。上海市工商局の陳学軍副局長によると、上海市は知財権仲裁法廷の設立準備を進めている。この法廷のよい点は便利で対応が早く、一審制を取っているところにあり、上海市の専門家だけでなく、他省・直轄市や海外の専門家にも参加を要請する予定だ。

また2010年の上海世界博覧会(上海万博)開催に合わせて、市内で知財権保護のムードを高め、関連知識の普及を強化し、万博グッズの公式販売管理を強化していく予定だ。「国際金融報」が伝えた。

「人民網日本語版」2008年9月25日

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