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メラミン混入事件 三鹿は三元食品の傘下に
発信時間: 2008-09-26 | チャイナネット
(2)三鹿は破産の危機
 このほどあるメディアが伝えたところによると、三鹿集団の内部統計では、今回の汚染粉ミルク回収量は1万トンを超え、損害賠償額は7億元以上に達する見込みだという。同集団製造の粉ミルクが原因で発病した患者の治療費については、主要責任者として支払いの義務がある。負担は巨大で、三鹿集団は破産に追い込まれる可能性もある。

 同集団の流動資金はすべて粉ミルクの回収費用と損害賠償に回され、現在資金の流れが止まっている。同集団トップは所在地の銀行からの資金借り入れを希望していたが、取引銀行は資金貸付を行わないだけでなく、過去の貸付金の返済を要求してきた。

 ある資料によると、三鹿集団の2007年末現在の資産総額は16億1900万元、負債総額は3億9500万元、純資産は12億2400万元。同集団と提携するニュージーランドの乳製品輸出大手・フォンテラは同集団の株式の43%を保有しているが、今月24日には評価額が1億3900万ニュージーランドドル(約9500万ドル)下がって6200万ニュージーランドドル(約4200万ドル)になり、約70%も低下した。
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