記者会見で発言する世界経済フォーラムの設立者であるクラウス・シュワブ会長
世界経済フォーラム(WEF)を設立したクラウス・シュワブ会長は、9月26日午前に記者会見を開き、過去30年の世界経済フォーラムでの中国における業務について紹介した。シュワーブ会長は、この30年の中国発展の成果は驚くべきものであり、中国の成長型企業の発展モデルから多くのことを教えられ、こうした企業の将来的な発展では、より革新に力を入れなければならないと提言した。
今回のフォーラムでは、最近のウォール街の金融危機の教訓と対処方法について重点的に討議されることになっている。
世界経済フォーラムはスイスのジュネーヴに本部を置く独立の非営利組織。1971年にジュネーブ大学のクラウス・シュワブシュワブ教授が「ヨーロッパ経営者フォーラム」として設立し、フォーラムの年次総会が毎年1月にスイスのダボスで行われているため、ダボスフォーラム・ダボス会議とも呼ばれる。2007年9月6日~8日、初めての夏季ダボス会議が中国の大連市で開催された。夏季ダボス会議の中国での開催は今回が2回目。 世界経済フォーラムは世界的・地域的・産業的な政策の形成に向けて、第一線のリーダー達が連携し、世界経済分野における問題を検討することで、国際的な経済協力・交流の促進、国際情勢の改善に取り組んでいる。
「チャイナネット」2008年9月27日 |