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天津市、6000億元投資して近代化工業基地を建設
発信時間: 2008-09-28 | チャイナネット

天津で開幕した世界経済フォーラムの第2回「夏季ダボス会議」に合わせて、エアバスA320シリーズの天津組み立てライン稼動開始祝賀式典が、28日に天津市の臨海新区で行われた。

天津市はこの数年、産業構造が向上し続け、産業集中度もいっそう高まりつつある。2007年に電子情報、自動車、石油化学工業、冶金、バイオ技術と近代医薬、新エネルギー、環境保護の6大優位産業の生産額は7293億元に達し、全市の一定規模以上の工業企業(国有企業または売上高500万元以上の非国有企業)が占める工業生産額の割合は72.3%で、工業成長率の貢献度は62.8%まで増加した。天津市は、全国に建設されている6つの国家総合ハイテク産業基地の1つだ。2007年のハイテク産業生産額は、全市工業生産の28%を占める2824億5000万元に達している。

2007年末までに天津は30億7000万元を投資して、鋼管、自動車、機械電気、繊維、医薬など7つの産業研究開発の環境を作った。国家クラスの企業技術センターは16カ所、市クラスの企業技術センターは236カ所で、企業独自の技術センターは3320カ所に上っている。

天津市は、「第十一次五カ年計画(2005~2010年)」期に6000億元以上の工業投資を行い、一流の製品で先進的な技術、顕著なスケールメリット、世界に開かれた近代化工業基地という目標を掲げている。

「チャイナネット」2008年9月28日

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