中国経済の急速な発展にともない、ハイレベルなキャリアウーマンの規模も拡大した。キャリアウーマンの消費潜在力も年々向上し、中国の消費とファッションの方向性を決める重要なパワーとなっている。中国最大のマーケティングリサーチ会社CTR市場研究公司がこのほど発表した、中国キャリアウーマンに対する調査によると、北京、上海、広州、深センなど、8つの大都市に住むキャリアウーマンの規模は167万人に達し、飛躍的に発展していることがわかった。

これらキャリアウーマンの共通の特徴として、高収入・高学歴があげられる。平均月収は7000元、家庭全体の平均年収は24万元に達し、消費潜在力は年々向上している。回答者の40％は企業の管理職または理事会のメンバーを務めている。また全体の教育水準はさらに高まり、大学本科以上の学歴を持つ割合が42.6％に達した。

調査によると、メディア利用においては、テレビと新聞が毎日最も多く接触するメディアであることがわかった。インターネットとラジオは去年よりも大幅に増え、雑誌は去年と同水準を保った。

「人民網日本語版」2008年09月28日