国家統計局が9日に公布した最新調査結果によると、第3四半期(7~9月)、上場企業の景気指数下落幅はその他企業より明らかに大きかった。統計データによると、7~9月の景気指数は、国家重点企業153.7、国家試行企業グループ構成企業157.8、上場企業145.6と、第2四半期(4~6月)比10.9ポイント、5.9ポイント、18.5ポイントそれぞれ反落、昨年同期と比べた反落幅は15~25ポイントだった。「上海証券報」が伝えた。
西南証券上級マクロアナリストの董先安氏はこれに対し、株権投資による投資収益の減少が上場企業の景気指数反落の主な原因だと指摘する。上海株式市場総合指数が6124ポイントから2000ポイントまで下落したのに伴い、株権投資が関連上場企業に運んできたのは、もはや春風ではなく秋霜だった。
全国の企業景気指数は、国家統計局による中国各種企業約1万9500社に対する調査結果による。一部企業家に対する定期的なアンケート調査およびマクロ経済動向や企業の生産経営状況に対する企業家の判断・予想に基づいて編纂され、マクロ経済動向や企業の生産経営状況を正確かつタイムリーに反映し、経済発展の変動のすう勢を予測する指標となっている。
「人民網日本語版」 2008年10月10日
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