中国の中央銀行にあたる中国人民銀行の易綱副総裁は11日、ワシントンで、今後の経済発展と金融安定に自信を持っているという中国政府の姿勢を示した。

これについて易綱副総裁は、「全体的に見れば、中国経済の基盤は変わらない。経済の安定かつ速やかな成長を保つため、中国は経済成長の転換を進め、内需とりわけ国内消費の拡大に力を入れる」と述べた上で、「中国の金融システムは全体的に強くなっており、市場流動性も十分である」と強調した。

「中国国際放送局　日本語部」より2008/10/12