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米国金融危機 ウオール街に広がる失業の不安
発信時間: 2008-10-13 | チャイナネット
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 ウオール街で起きている金融危機がますます深刻化している。「百年に一度の金融危機」と呼ぶ人さえいる。ウオール街で取引に従事して20年ほどになるある中国人投資家によると、ウオール街百年の歴史を眺めても、現在の危機は非常に深刻なもので、1929年の大恐慌にも匹敵するという。

 同投資家によると、大手メディアはこぞって次のような場面を報道した。証券大手のリーマンブラザーズが経営破綻する前夜の9月15日、同社のビルには一晩中明かりが煌々とつき、従業員が徹夜で辺りをひっくり返して荷物を整理し、顧客への連絡先をコピーする者もいた。すべて次の就職活動に備えての準備だという。またマネージャーや取引担当者の一部は忙しそうに残業し、破産に伴う清算を進め、決算に向けた煩雑な帳簿整理を行った。リーマンブラザーズの世界エリアでの従業員は2万5千人、ニューヨークエリアでの従業員は1万3千人で、現在、英国バークレイ銀行が進めている一部業務の買収作業が完了すると、約1万人が新たに雇用される見込みだ。だがニューヨークの関係者の一部が失業することは避けられないとみられる。
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