税関総署が13日に発表した統計データによると、今年1月から9月の中国の輸出入総額は2兆ドルに迫る1兆9671億ドルで、前年同期に比べ25.2%増加した。そのうち輸出は同比22.3%増の1兆740億ドルで、輸入は同29%増の8931億ドルだった。貿易黒字額は同49億2000万ドル減の1809億ドルで、低下幅は2.6%。9月の輸出入総額は同21.4%増の2435億ドルで、そのうち輸出は同21.5%増の1364億ドル、輸入は同21.3%増の1071億ドルだった。
1月から9月の一般貿易の輸出入の伸びは速く、輸入は引き続き急速な伸びを維持した。一般貿易における輸出入額は35.9%増の9566億ドルで、輸出は26.9%増の5008億ドル、輸入は47.3%増の4558億ドル、輸入伸び率は前年より22.7ポイント高かった。同期の加工貿易における輸出入額は13.8%増の8034億ドル。
主な貿易相手先との貿易で、対米貿易の伸びは鈍化し、インドとの貿易が急増した。欧州連合(EU)は引き続き最大の貿易相手先で、貿易額は同比25.9増の3225億ドルと、同期の中米、中日間貿易の伸び率をそれぞれ12.1、8.1ポイントを上回った。2位は米国の同比13.8%増の2515億ドルと、伸び率は前年同期を1.8%下回った。3位は日本の同比17.8%増の2027億ドル。
中国の対日貿易赤字は、前年同期に比べて29.1%増の310.5億ドルだった。中印間貿易額は54.9%増の420億5000万ドルで、伸び幅は引き続き貿易相手国上位10カ国・地域の中でトップを維持した。
輸出品のうちでも機械電器製品が引き続き堅調な伸びを示している。機械電器製品輸出入額は24%増の6170億ドルで、同期の中国の輸出入総額に占める割合は、前年同期を0.8%を上回る57.4%だった。機械及び設備は2009億ドルの22.3%増、ハイテク製品は3108ドルの20.6%増。
「チャイナネット」2008年10月14日 |