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中国、今後一連の輸出刺激策を打ち出す?
発信時間: 2008-10-14 | チャイナネット
 1~9月も欧州連合(EU)が引き続き第一の貿易相手先だった。米国との二国間貿易は前年同期比13.8%増加したが、増加率は前年同期を1.8ポイント下回った。またインドとの二国間貿易の伸びが、貿易相手先上位10カ国・地域との二国間貿易中のトップだった。外部の輸出環境が悪化する中で、中国の伝統的な大口製品輸出の伸びも大幅に鈍化し、衣料品と付属品の輸出増加率はわずか1.8%に落ち込み、前年同期を21.2ポイントも下回った。プラスチック製品の輸出増加率は1.6%で、前年同期を8.4ポイント下回った。

 一方で、機械電器製品の輸出は好調を維持した。1~9月の輸出額は6170億ドルで同24%増加し、同期の輸出額全体の57.4%を占め、増加率は前年同期を0.8ポイント上回った。

 中信建投証券の胡艶ジアナリスト(マクロ経済担当)によると、グローバル経済の低迷を受けて、来年の輸出増加率は15%程度まで落ち込むとみられ、中国政府が何らかの輸出刺激策を打ち出すことが予想されるという。

 *ジ:「女偏」に「尼」

 「人民網日本語版」2008年10月14日
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