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中国自動車業界、省エネ・環境配慮型自動車の開発に転換
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット

奨励政策

中国政府は自動車メーカーと自動車研究機関に対して新エネルギー車の促進を奨励しており、07年11月1日には『新エネルギー車生産・参入管理規則』が公布、施行された。

清華大学自動車研究所の陳全世所長は、エネルギー危機を短期的に解決するためには、ハイブリッド車の技術はその他の新エネルギーより近道だと指摘する。

陳全世所長によると、欧州、米国、日本などの自動車企業と比べて、中国の自動車企業はガソリン車、ディーゼル車などの従来車では差が開いているが、ハイブリッド車、電気自動車などでは中国の自動車企業の技術は彼らと大差がないという。

国家発展・改革委員会が5月初めに発表した最新の車両生産目録ではハイブリッド車の7車種が急浮上している。国家発展改革委の公告の中でこれほど多くのハイブリッド車が同時に「出産計画許可証」を取得したのは中国自動車業界で初めてである。

関連する部・委員会は消費者が新エネルギー車を購入するのを奨励するため、今年下半期にハイブリッド車の自動車取得税(「車両購置税」)減免の優遇措置を打ち出すかもしれないという情報もある。それによると、消費者が新エネルギー車種を購入した場合、17%の増値税を控除後、10%の新車取得税が免除されるという。この奨励策についての意見をとりまとめた草稿はすでに主管部門である国家発展改革委に提出されたという。これが登場すれば、初めて新エネルギー車産業の消費政策を明確に示すものとなる。

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