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香港、銀行システムの安定確保に2つの措置
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット

国際的な金融危機に直面して、香港特別行政区財政司の曽俊華司長をはじめとする香港の財政・経済担当高官は14日の記者会見で次のように述べた。香港外匯(外貨)基金諮詢委員会はこのほど、香港の銀行システムの安定性を強化し、預金者の預金を100%保護するために、2つの措置の実施に同意した。同措置は即日発効し、2010年まで有効。期限がくれば、状況を踏まえて延長するかどうかを決定する。

2つの措置とは(1)香港の預金の保証範囲の拡大:外貨ファンドを運用してすべての預金者の預金を対象に全面的な担保を提供し、預金を100%保証する(2)備用銀行の資本配置を調え、香港で登録する全銀行を対象に限度額外の資金を提供する――の2点。

曽司長によると、香港の銀行システムは健全で、資金も十分にある。今回の措置は予防的なものであり、市場の信頼感をうち固めるのが狙い。

また曽司長によると、このたびの国際金融危機に対処するため、香港政府はさまざまな対応プランを用意した。特に通貨・金融の安定保障をめぐり、多くの措置を取れるようにしている。

「人民網日本語版」2008年10月15日

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