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中国で、進む宇宙航空技術の民用化
発信時間: 2008-10-16 | チャイナネット
(1)宇宙ベッド28万元
 開催中の中国国際ハイテク成果取引会では、宇宙技術のコーナーに人気が集まっている。関連ブースではいずれも宇宙技術の民用化をテーマに打ち出している。「広州日報」が伝えた。

 同取引会の1号館には、このほど任務を達成した有人宇宙船「神舟7号」の宇宙飛行士が普段の休息や訓練で使用したハイテクベッドが展示されている。ベッドには最先端のラバー素材「MEPO」が使用され、ほのかにミルクの香りが漂い、眠る人の身体や眠りの特徴に合わせて変形し、身体にかかる圧力をゼロにしてくれる。たくさんの来場者が寝心地を試し、この重さ300キロ、価格28万元というスケールの大きいベッドで宇宙の夢を見た。

 ベッドは長さ2メートル、幅1.5メートルで、外観は家庭用のベッドと大差ない。研究開発に携わった企業の責任者・羅成さんによると、このベッドの開発のポイントは電子制御駆動システムを採用していることで、眠っている宇宙飛行士に動きを感じさせずに変形して圧力ゼロ状態を作り出し、8時間の睡眠をしっかり取れるようにしていることにあるという。

 ベッドの価格は11万から28万元まで幅があるが、いずれにしても高額で、これまでの販売実績は先月に深セン市だけで2台が売れたという。
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