ホーム>>経済>>地方経済
百年の老舗「狗不理」、天津浜海新区に直営店
発信時間: 2008-10-22 | チャイナネット
 北京市と天津市を結ぶ京津都市間高速鉄道が天津浜海新区に乗り入れるようになると、同区の人の流れはますます多くなり、外食産業も相次いでここに出店した。百年の歴史をもつ包子(肉まんじゅう)の老舗・天津狗不理集団も同区に直営店をオープンした。同区での初の直営店であり、京津エリアでは10番目の直営店になる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 天津の外食産業関係者の分析によると、年初以来、北京五輪開催、国慶節(建国記念日、10月1日)の大型連休などに牽引されて、天津市内の老舗飲食店はどこも大きな利益を上げた。また天津南市食品街と周辺地域の飲食店は連休中どこも満席で、狗不理本店の売上高は前年同期の約3倍に達した。

 浜海新区の経済発展スピードが速まり、京津都市間高速鉄道が同区に乗り入れるようになると、同区のサービス業も急ピッチで発展し、外食産業の成長への潜在力が大いに高まった。今後数年間、同区の外食産業は年30%前後の成長率を保つことが予想される。

 狗不理集団の張彦森董事長(会長)によると、同集団は近く6千万元を投じて同区に2軒の直営レストランを建設する予定だ。老舗のブランド力の一層の拡大と、京津地区における急速な発展を目指すという。

 「人民網日本語版」2008年10月22日
  関連記事
  同コラムの最新記事

· 北京の住宅価格が下落 2005年以来初めて

· 百年の老舗「狗不理」、天津浜海新区に直営店

· 指紋認証でショッピング 上海市

· 北京、過去30年で給与水準は年平均15.1%上昇

· 香港、銀行システムの安定確保に2つの措置