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上海協力機構首相会議 温総理が協力強化、金融危機克服で4提案 |
発信時間: 2008-10-31 | チャイナネット |
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上海協力機構首相会議で発言する中国の温家宝総理(中央) 中国、ロシア、中央アジアの4カ国が加盟する上海協力機構(SCO)の第7回首相会議が30日午前、カザフスタンの首都アスタナで開催され、中国の温家宝総理や加盟国の首脳たちが出席した。会議で温家宝総理は、「中国は他の加盟国との交流や協力を一層強化し、国際金融危機を克服するために効果的な措置を取りたい」と表明した。 温総理は発言の中で4つの提案を行った。 1、地域内の貿易投資の利便化を引き続き推し進める。 加盟国間の貨物貿易、投資や大型経済、技術協力などより高いレベルへ発展するようにできるだけ迅速に推進し、貿易や投資環境の一層の改善を図る。中国側は、加盟国の隣接地域での経済特区創設を支援する。 2、地域内のインフラ整備に力を入れる。 エネルギーや交通、通信分野に関するモデルプロジェクトの実施を加速させ、加盟国間の基盤施設のネットネットワーク化を実現して、その相互利用を円滑にする。 3、金融界や企業界の協力を一層緊密化する。 世界のマクロ経済や金融情勢への研究、通貨・金融政策の調整を強化し、金融の監督や管理を強化し改善する。 4、発展に関する新しい考え方を模索し、協力メカニズムの健全化を図る。 重点的に段階的な新しい分野における提携をスタートさせ、農業協力を深める。科学技術協力メカニズムの構築について検討し、クリーンなエネルギーや新材料、新技術、科学技術の産業化などで協力を展開する。 |
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