国家品質検査検疫総局(質検総局)によると、11月3日から、天津一汽トヨタ汽車有限公司、広州トヨタ汽車有限公司はそれぞれ一部乗用車のリコールを行う。
天津一汽トヨタ汽車有限公司が今回リコールするのは、2008年2月14日から2008年6月10日に生産されたヴィオスのマニュアルミッション車8640台、2007年6月1日から2008年6月10日に生産されたカローラEXのマニュアルミッション車3万1104台、および2007年5月17日から2008年6月10日に生産されたカローラのマニュアルミッション車4万3662台となり、今回のリコール対象車は計8万3406台。広州トヨタ汽車有限公司がリコールするのは2008年5月15日から2008年6月5日に生産されたヤリスのマニュアルミッション車278台。今回両社がリコール対象とする車両は、いずれもマニュアルミッション内の変速制御軸とシフトレバーを固定するナットが緩み、脱落してシフトレバーが脱落し、変速が不可能となり、車両の正常な運転を妨げることになる可能性がある。両社共に、リコール対象車については点検および不具合に対する改善対策を実施する。詳細については国家質検総局ウェブサイトwww.aqsiq.gov.cn、あるいは国家総局欠陥製品管理センターウェブサイトwww.dpac.gov.cnを参照のこと。
「人民網日本語版」2008年11月03日