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中国の交通運輸部門、5兆元の投資計画を検討
発信時間: 2008-11-07 | チャイナネット

中国国務院が鉄道部へ2兆元(約30兆円)の鉄道建設投資計画を承認したのに続き、交通運輸部門は今後3年から5年にかけて5兆元(約75兆円)の投資計画を検討していることが明らかになった。

中国国務院が鉄道部へ2兆元(約30兆円)の鉄道建設投資計画を承認したのに続き、交通運輸部門は今後3年から5年にかけて5兆元(約75兆円)の投資計画を検討していることが明らかになった。『第一財経日報』が伝えた。

この5兆元の投資は道路、水路、港湾、埠頭の建設などで、建設中のプロジェクトやすでに完成したプロジェクト、追加投資なども含まれている。

既存の『道路と水路交通「十一五計画(第11次5カ年計画・2006~2010年)』と、交通運輸業の中長期計画では、高速道路を含む道路建設への投資は2兆1000億元だった。この額は、2010年までの年平均1400億元の投資や、2010年から2020年の年平均約1000億元の投資が含まれている。

現在の5兆元の投資計画は、もとの投資計画が期限通りや繰り上げて実施されるという条件の元、2兆元が追加投資されるもので、中国政府はインフラ建設に投資して内需を拡大し、世界金融危機の中国経済への影響を最小限に抑えるという意志がうかがえる。

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