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中央銀行総裁 09年の中国経済成長率を予測
発信時間: 2008-11-10 | チャイナネット
 中国人民銀行(中央銀行)の周小川行長(総裁)は8日、ブラジル・サンパウロで行われた20カ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席し、メディアの取材に対して「中国は経済成長の維持と内需拡大を通じて、国際金融市場が安定するよう支援する。中国人民銀行は国際金融市場の動向に非常に注目しており、これにより今後の金利調整政策を確定していく方針だ」と述べた。

 周行長によると、人民銀は今後、国際通貨基金(IMF)と積極的に連携し、国際金融市場の安定に向けて支援を行う。

 周行長は来年の中国の経済成長率を8~9%と予想し、「中国経済の安定的成長は、国際金融市場が正常を回復する上でプラスになる」と述べた。

 今回の会議の会期は9日までの二日間。IMFのカーン専務理事、世界銀行のゼーリック総裁をはじめ、周行長、財政部の李勇副部長、各国の財務相および中央銀行総裁が出席した。

 「人民網日本語版」2008年11月10日
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