▽輸出、投資、消費のニーズが大幅減少
輸出、投資、消費は経済成長を牽引する「トロイカ」と呼ばれるが、金融危機などの状況下では輸出が目立って減少し、消費ニーズの伸びが鈍化し、投資も手控えられる。
投資ニーズをみると、政府の投資ニーズが「非常に旺盛」とした企業経営者は12.2%、「旺盛」は35.1%で、両者を足した割合は2007年より13.3ポイント低下した。「適切」とした人は26.1%で、07年をやや上回った。「足りない」「全く足りない」とした人は合わせて26.6%で、07年比11.9ポイント上昇した。
民間投資ニーズをみると、民間投資が「非常に旺盛」とした企業経営者は5.8%、「旺盛」は30%で、両者合計は同比31.9ポイント低下した。「適切」は19%で同比4.2ポイントの上昇。「足りない」「全く足りない」は計45.2%で、同比27.7ポイント上昇した。
対外貿易輸出ニーズをみると、輸出ニーズが「非常に旺盛」は1.7%、「旺盛」は14.8%で、両者合計は同比39.2%低下し、過去5年で最低の水準になった。「適切」は22.8%で07年をやや下回った。「足りない」「全く足りない」は計60.7%で、同比40.5ポイント上昇した。
消費ニーズをみると、消費ニーズが「非常に旺盛」とした人は2.3%、「旺盛」は20.1%で、両者合計は同比25.9ポイント低下した。「足りない」「全く足りない」は計47.5%で、同比22.5ポイント上昇した。
「人民網日本語版」2008年11月19日 |