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中国経済、成長速度の比較的早い回復へ 国務院専門家
発信時間: 2008-11-30 | チャイナネット

新華社によると、国務院発展研究センター学術委員会の張立群・秘書長は29日、「第8回WTO年度フォーラム」に出席し、「中国経済はさまざまな困難に直面しているものの、その成長の潜在力はとても大きく、経済成長は比較的早く勢いを取り戻すだろう」との見方を示した。「京華時報」が伝えた。

張秘書長によると、中国経済には09年、3つのリスクが存在している。第一に、消費需要と消費構造ランクアップが減速するリスク。第二に、不動産と企業への投資が減速するリスク。第三に、輸出の成長率が減速するリスク。だが中国経済の潜在力を考えれば、中国経済は09年、諸外国より早く成長の勢いを取り戻すことになる。張秘書長はその根拠として、(1)国内消費市場の開拓の余地が大きい(2)国内投資の成長の潜在力が大きい(3)比較的豊かな物質と技術の土台があり、経済発展を支える資金・技術・労働力などの面での条件が整い、金融システムの安定性も比較的高い(4)政府のマクロ調整の経験が不断に蓄積されている――との4点を挙げた。

「人民網日本語版」2008年11月30日

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